注文処理
■注文処理
 E建会計プログラムでは、注文契約書(注文書)を作成することができます。注文書は工事別に複数の仕入先に対して発行することができます。 注文書は以下の手順で作成します。
1)工事を選択する

2)取引先を選択する

3)注文条件を決定する

4)注文の明細を入力する

5)注文書を印刷する
 E建会計プログラムでは、原価伝票に注文書の番号が入力できるようになっています。注文番号が入った原価伝票(借方が未成工事支出金科目など)の金額は「工事進捗状況報告書」や「工事進捗状況総括表」などの工事関係帳票に契約内金額として、契約外金額と区別して記載されます。
■注文書を作成する前に
注文書作成の前に、いくつかの設定が必要です。
工事名 注文書の対象とする工事を工事名登録しておく必要があります。工事場所、工事場所電話、工事場所Faxと工事担当者に登録された項目は注文書に反映します。
仕入先 注文書の送付先である仕入先名を仕入先に登録しておく必要があります。仕入先の項目にある支払率、現金支払率、手形支払率、協力会費率、手形サイトなどは注文書の「条件」として利用されます。
工種 工種設定で工種名を登録しておくと、注文書の「概要」にある工種名の入力の際に利用できます。
原価 原価設定で原価名を登録しておくと、注文書の「概要」にある原価名の入力の際に利用できます。
単位 単位設定で単位名を登録しておくと、注文書の「明細」で注文明細行の単位入力の際に利用できます。
■注文処理の実際
 TOP画面の金額入力から注文処理をクリックすると注文書の 作成画面が表示されます。新しく注文書を作るのであれば、「F1:新伝票」をクリックします。 注文書ダイヤログが表示されます。このダイヤログには、「概要」「条件」「明細」の各タブがあります。
「概要」タブ 最初に注文日付の入力をおこないます。注文処理では、注文書のタイプとして通常注文書、単価注文書、減額注文書の3タイプが区分のラジオボタンをクリックすることで作成できます。
単価注文書 注文書に明細が付かない「一式」形式の注文を発行する時に使います。単価注文書の場合は「概要」タブで表示されている契約金額項目に金額を入力します。 本来、契約金額項目は「明細」タブをクリックして表示される明細行に入力された金額合計を転送しますが、単価注文書の場合は「一式」形式となりますので注文金額を直接入力する必要があります。
減額注文書 減額注文書は、先に出した注文書の金額を減額するための注文書となりますので、減額対象注文番号として先に出した注文書の番号を入力しなければなりません。 注文書の区分タイプが決まったら、注文書を送付する仕入先と工事名を決めなければなりません。 工事名が決まると「工事場所」の郵便番号や住所、電話番号、Fax番号、工事担当者などの項目は情報登録の工事名で設定したデータが転送されます。建設資材などの注文で納入先が工事場所と違う場合は、「納入場所」タブをクリックして郵便番号や住所などを入力してください。 工種名と原価名はリストボックスからの選択か、それぞれのコードを入力します。契約金額項目は単価注文書で説明した通り、「明細」タブで表示される明細行の金額合計が転送されてきますので入力の必要はありません。 契約金額が決定したら消費税率から消費税額と税込注文金額が自動的に計算されます。
「条件」タブ 「条件」タブをクリックすると注文書に記載する出来高支払率や現金支払比率、手形支払比率などの注文書条件を入力する画面が表示されます。 出来高支払率から支払日までは、情報登録の仕入先で設定したデータが転送されますが、変更することもできるようになっています。 工期・納期から見積日付・番号までは入力する項目です。工事概要には漢字で60文字までの入力が可能です。また、特記事項は1から10までの10個準備してあります。
「明細」タブ 「明細」タブをクリックすると、項目名称、企画・材質、寸法、数量、単位、単価、金額、備考の項目を持った明細行が表示されます。 明細行の最大は60行となっています。明細各行の金額が合計され「概要」タブにある契約金額になります。 また、明細各行は注文書の明細欄として印刷されます。
注文の保存 注文書の各項目の入力が終ったら「F8:追加」ボタンをクリックし、注文書を保存します。「F8:追加」ボタンをクリックする前に「F12:閉じる」ボタンをクリックすると、せっかく作成した注文書が保存されませんので注意してください。 「F8:追加」ボタンをクリックすると、注文書ダイヤログが閉じられ元の注文処理の画面に戻ります。連続して注文書を作成する場合は、「F1:新伝票」をクリックし、先程の作業を繰り返します。
■注文書の印刷
 注文書の保存が終ったら、注文書や注文請書などの印刷をおこないます。注文処理の画面に「注文印刷」ボタンがありますのでクリックします。 注文印刷設定ダイヤログが表示されます。
 注文印刷設定ダイヤログには、複数の注文書や請書などを一括で印刷できるように、各種の印刷条件が入力できるようになっています。

 印刷条件としては、 (1)注文日付 (2)注文番号 (3)工事 (4)仕入先 (5)印刷ページがあります。 「F11:オプション」ボタンをクリックすると、注文書や請書の表書きに記載する各種の文が入力できるようになっています。 注文書の送付先につける敬称や注文書添え文や請書添え文は、ここで入力します。オプションで示されている各種の文を引き続き使用するのであれば「F8:設定」ボタンをクリックしておくと、今後、印刷する請求書には、このオプションの文が使用されます。

 また、注文書控えや注文請求書、請書控えなどを同時に印刷する、しないをラジオボタンで決められるようになっています。 すべてのラジオボタンをクリックして「F1:印刷」ボタンをクリックすると、1つの注文に対して注文書、注文書(控)、注文書(現場控)、注文請求書、請書、請書(控)の合計6枚の印刷がおこなわれます。