出面入力
■日報入力
 E建会計プログラムでは、社員別の現場日報を入力することにより工事別日報集計表や社員別日報明細表などの帳票が印刷できます。 また、日報入力により計算される人件費を直接原価として、各工事に配賦するための仕訳伝票を自動作成できます。

日報入力をおこなうための設定
日報入力をおこなうためには、社員マスターに関係する項目の設定が必要です。

基本的な設定
(1) 社員名 (TOP画面>情報登録>社員)
「6項目 社員区分」 役員、社員、常用、機械のいずれかを選択します。
「8項目 部門名」 基本情報で「部門管理」を「1:する」と設定した場合は、社員の所属している部門を入力します。「2:しない」と設定してある場合は入力の必要はありません。
「10項目 借方勘定科目」
および
「12項目 借方補助科目」
人件費自動配賦機能により、日報入力より計算される社員別の人件費を原価として、工事毎に原価配賦をおこないますが、その際の借方科目を入力します。
「13項目 貸方勘定科目」
および
「15項目 貸方補助科目」
同じく、人件費自動配賦機能により作成される原価伝票の貸方科目となる勘定科目を入力します。
「17項目 基準区分」 時給か日給かを選択します。日報入力での人件費計算では、日給とした場合は日報入力の「定時h/d」に入力された数字に配賦日額を乗じた計算をします。
(18)配布日額 金額を入力します。人件費配賦の機能を使用した時に自動的に作成される原価伝票の金額として使用します。
(19)配布時間額 金額を入力します。人件費配賦の機能を使用した時に自動的に作成される原価伝票の金額として使用します。
(20)常用売価日給 金額を入力します。
(21)常用売価時給 金額を入力します。
(2) 労務時率 (TOP画面>初期設定>労務時率)
 労務時率は、残業や休日出勤などの時間単価を通常勤務時間の時間単価の何%とするかを設定するものです。日報入力で残業時間や休出時間の項目に数字を入力すると、社員マスターの配布時間額に労務時率で設定された%を乗じて残業金額や休日金額を計算します。
「2項目 普通残業」 通常勤務時間の時間単価を100%として入力します。(例 120%)
「3項目 休日出勤」 通常勤務時間の時間単価を100%として入力します。(例 150%)
(3)労務手当 (TOP画面>初期設定>労務手当)
 労務手当は、建設機械の運転や遠方の工事現場への出張など、特別の手当金額を支給される手当名称と手当金額を入力します。手当名称としては10個まで設定できます。 日報入力では手当コードを入力すると、その手当名称と金額が表示され人件費に加算されます。
■日報入力から人件費配賦伝票の作成まで
日報画面の構成について
  TOP画面の金額入力にある日報入力をクリックすると日報入力の画面が表示されます。 すでに作られた日報があると一覧表で表示されます。 新しく日報を作る場合は、新規ボタンをクリックすると日報の入力画面が表示されます。 この画面で工事現場から提出された作業日報などを見ながら、社員1人1人の日報を入力していきます。
日付の入力
  日報入力画面が表示されたら最初に日付の入力をおこないます。作業日コンボボックスのリストボタンをクリックするとカレンダーが表示されます。月と日をカーソルでクリックしてください。カレンダーを表示せずに、コンボボックスをクリックして数字を直接入力することもできます。
社員名の入力
  日付の入力が終ったら社員名を入力します。社員名も日付の入力と同じくコンボボックスのリストボタンをクリックすると社員マスターダイヤログが表示されますので、この社員マスターから選択することができます。 社員コードがわかっているときは社員名コンボボックスをクリックしてコードを直接コンボボックスに入力してリターンキーを押して下さい。コードに該当する社員名が表示されます。
 社員名を入力した直後に、「指定された社員の配布科目が未設定です」とエラーダイヤログが表示される場合があります。 これは、日報から人件費を原価として各工事に配賦をおこなう(原価伝票が自動的に作成される)際に、伝票に使用する勘定科目名が社員マスターに登録されていないことを意味しています。

 また、通常は社員名が表示されるのと同時に、配賦基準や配賦日額、配賦時額、常用日額、常用時額などが表示されます。 もし、配賦基準や配賦日額などが表示されない場合は、社員マスターにこれらの情報が入力されていないことになります。TOP画面まで戻って、情報登録にある社員から借方科目名や貸方科目名、配賦基準、配賦日額などを入力してください。 借方科目名や貸方科目名、配賦基準、配賦日額などが社員マスターに登録されていないと人件費配賦伝票が作れませんし、原価の金額計算ができません。

明細行の入力
  作業日と社員名を入力したら、カーソルが明細行の1行目に移動します。明細行では工事名や工種名及び作業内容を入力します。 工事名の入力は、工事コードを直接入力するか、リストボタンをクリックして工事検索ダイヤログボックスを表示して工事名を選択してください。 工事名が選択されると自動的に請負区分が表示されます。工事が常用工事であれば請負区分にも「常用」と表示され、常用売価項目に金額が表示されます。 工種名の入力も工種コードを長九節入力するか、リストボタンをクリックして工種検索ダイヤログボックスを表示して工種名を選択してください。

  「定時h/d」は数字を入力します。社員の配賦基準によって日給扱いとなるか、時給扱いとなるか決まります。配賦基準が「日額入力」となっている社員の場合は、配賦日額に入力された数字(この場合は日数となる)を乗じた結果が定時金額に表示されます。 残業時間と休出時間には数字を入力します。社員の配賦時給の金額に「労務時率」に設定された普通残業と休日出勤の数値(パーセント)を乗じた金額を、入力された数字に乗じて残業金額と休出金額に表示します。

 手当CDはリストボックス内に手当の種類が表示されますので、その中から選択します。手当が必要ないときには「0:無し」を選んで下さい。手当は回数の入力もできるようになっています。手当数に数字を入力すると「労務手当」に設定された手当金額と乗されて手当金額に結果が表示されます。 全ての入力が終了したら、「F8:追加」ボタンをクリックしてデータを保存します。

■日報印刷について
 日報一覧画面の下に「F11:日報印刷」ボタンがあります。入力された作業日報の情報を帳票印刷することができます。日報の印刷帳票としては、社員別日報明細表、社員別日報一覧表、工事別日報明細表、工事別日報一覧表、工事別日報集計表の5帳票です。 「F11:日報印刷」ボタンをクリックすると、日報印刷設定ダイヤログボックスが表示されます。
 このダイヤログボックスの印刷名称のリストボタンをクリックすると、上記の5帳票の名前が表示されますので印刷したい帳票名を選択します。 伝票日付から工事、工種、請負区分など、帳票上に記載する条件が選択できるようになっています。伝票日付を上図のように「14年1月」から「14年1月」のように設定すると1ヶ月単位での帳票となります。
■人件費配賦伝票作成について
 入力された日報で計算された人件費を直接原価として、各工事に配賦するための仕訳伝票を自動作成できます。日報一覧画面の下にある「F7:日報確定」ボタンをクリックすると、日報確定ダイヤログボックスが表示されます。 日報確定ダイヤログボックスには、前回起票日、前回実施日、前回実施者の表示と今回起票日の入力ボックスがあります。

 前回起票日とは、自動生成した配布伝票の伝票起票日のことで、前回実施日と前回実施者には配布伝票を作成した日付と操作をした社員名が入ります。 (はじめての日報確定処理では何も表示されません)人件費配賦伝票の作成は月毎でおこないますので、前回起票日で先月の伝票起票日が判るようになっています。 日報確定処理は、同じ月内であれば何度でもおこなうことができます。日報の入力を忘れて追加して日報を入力したら、再度日報確定処理をおこなってください。 前回の日報確定処理で作成された配賦伝票が削除され、新しく作り直されます。

日報確定処理で起票された伝票について
  日報確定処理で自動的に作成された伝票は、仕訳一覧画面の伝票区分に「日報」と表示され、他の振替や原価などの伝票区分と区別できるようになっています。 作成された伝票は、社員別に工事、工種、原価別で集計された金額で、社員に登録されている借方勘定科目と貸方勘定科目をそれぞれ借方、貸方に使った内容の伝票となります。